陸湯
おかゆ
名詞頻度ランク #30199 · 青空 5 例
標準
hot water used for cleaning up
文例 · 用例
陸湯のでる鐵管の栓をひねつてみたが、もう一滴の湯もでなかつた。
— 島木健作 『盲目』 青空文庫
自暴のように陸湯を浴びた彼は、眼をぎょろりと光らせたまま板の間へ上って行って籠の中から着たきり雀の浴衣を振って引っ掛けると、蠅の浮いている河鹿の水磐を横眼で白眼みながら、ぶらりと明治湯の暖簾を潜り出た。
— 牧逸馬 『助五郎余罪』 青空文庫
高木銀次郎と知って縛るというのか、俺は縛られるのが嫌いだ」 ギラリと引抜いた一刀、陸湯にスーッと入れて、振りかぶります。
— 幻の民五郎 『銭形平次捕物控』 青空文庫
高木銀次郎と知つて縛ると云ふのか、俺は縛られるのが嫌ひだ」 ギラリと引拔いた一刀、陸湯にスーツと入れて、振り被ります。
— 幻の民五郎 『錢形平次捕物控』 青空文庫
私だからこそ、これに菓子を与え、おかゆを作り、荒い言葉一つかけるではなし、腫れものにさわるように鄭重にもてなしてあげたのだ。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
おかあさんが女中に牛乳で煮たおかゆを持って来させた。
— 有島武郎 『火事とポチ』 青空文庫
火事の晩から三日の間ポチはなんにも食べずにしんぼうしていたんだもの、さぞおかゆがうまかったろう。
— 有島武郎 『火事とポチ』 青空文庫
それだのにね、朝は二時ごろから起きて薬を飲ませたり、おかゆをたいてやったり、夜だって寝るのはいつもおそいでしょう。
— 宮沢賢治 『クねずみ』 青空文庫
作例 · 標準
例句