内出血
ないしゅっけつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #36569 · 青空 16 例
標準
internal bleeding
文例 · 用例
いつか自分の手指の爪の発育が目立って悪くなり不整になって、たとえば左の無名指の爪が矢筈形に延びたりするので、どうもおかしいと思っていたら、そのころから胃潰瘍にかかって絶えず軽微な内出血があるのを少しも知らずにいたのであった。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
五里霧中で、そうして時たま、虎の尾を踏む失敗をして、ひどい痛手を負い、それがまた、男性から受ける笞とちがって、内出血みたいに極度に不快に内攻して、なかなか治癒し難い傷でした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
マア坊が「お客様ですよ」と言って、君を部屋へ案内して来た時には、僕の胸が、内出血するほど、どきんとした。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
内臓が、外部からの劇しい衝動の為に、内出血をしたことが余りに明かだった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
死因に関しては前頭部の後方の打撲傷による内出血説と咽喉部を強くしめつけられたための窒息致死説との二つの説にわかれ、どちらが先に行われたかわからないということになり、多分、何者かが、彼の脳天にしたたか打撃を加えたあとで、すぐに咽喉をしめつけたものであろうということになった。
— 平林初之輔 『鉄の規律』 青空文庫
三 死体の付近には血のあとは少しもなく、死体そのものにも、ちょっと見たところ外傷はなかったので、自然死ではないかと思われたが、医師の検案の結果、頭部の打撲による内出血のために死んだものであることがわかった。
— 平林初之輔 『誰が何故彼を殺したか』 青空文庫
内臓が、外部からの劇しい衝動の為に、内出血をしたことが余りに明かだつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
「それでは僕はこれから大学へ行ってくるから、今言った方面を宜しく頼むよ」二 死体解剖の結果、致命傷は、背部の刺創で、右肺が深く傷つけられて居たために、内出血を起して死んだものとわかった。
— 小酒井不木 『呪われの家』 青空文庫
作例 · 標準
種子の内種皮は、胚を保護する役割を果たしている。
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この植物の種子は、厚い内種皮に覆われているため、発芽に時間がかかる。
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内種皮と種皮の構造を調べることで、植物の分類に役立つことがある。
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ウィキペディア
内出血(ないしゅっけつ)とは、体内の血管が破裂する等して皮下で出血する現象のこと。
出典: 内出血 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0