耳学問
みみがくもん
名詞
標準
pick-up knowledge
文例 · 用例
学問なぞは、人が芸術家であれば、耳学問で十分間に合ふやうになつてゐる。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
彼の大多数の知識は主として耳から這入った耳学問と、そうして、彼自身の眼からはいった観察のノートに拠るものと思われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
彼は料理に関係する実話や逸話を、諸方の料理人に、例の高飛車な教え方をする間に、聞出して、いくつとなく耳学問に貯える。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
結局、彼は遣り慣れた眼学問、耳学問を長じさせて行くより仕方なかった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
その間に狡さを働かして耳学問を盗み合い、※ぎ取る利益も彼等には歓びであった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
紅葉山人が嘗て、『小説は何うしても耳学問が必要だ。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
で、かういふ風に、雑学でも、耳学問でも何でも好いから広く且つ深く、独創的に読書から知識を得るといふことにする。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
しかし耳学問はかなりに出来ていた。
— 堺利彦 『私の母』 青空文庫
作例 · 標準
彼の実践的な料理の知識は、ほとんどがプロのシェフから聞いた耳学問だという。
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専門書を読んだわけではないが、耳学問で得た知識だけでこの機械を修理してしまった。
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「僕の株の知識なんて、父の独り言を横で聞いていただけの耳学問だよ。」
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