板張り
いたばり
名詞
標準
boarding
文例 · 用例
四方の板張りの壁には、白いペンキが塗られ、東側の壁には、院長の銅貨大の勳章を胸に三つ附けた肖像畫が高く掛けられて、十脚ほどの細長いテエブルがそのしたにひつそり並んでゐた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
土間は板張りであつた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
土間は板張りであった。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
テーブルも椅子も、バカツ高く、湿つた床は板張りで、四間に五間のその部屋は、厩のやうな感じがした。
— 中原中也 『亡弟』 青空文庫
どこの風呂場も板張りである。
— 岡本綺堂 『温泉雑記』 青空文庫
十|燭の電燈に照らされた板張りの上の小さな火鉢に、消し炭が一パイに盛られている傍に、男と女が寄り添うようにして跼まって、濡れくたれた着物の袖を焙っている。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
そのうちに新聞社や、聯隊へ宛ててドシドシ同情金が送りつけて来たが、中には女の名前で、大枚「金五十円也」を寄贈するものが出来たりしたので、西村さんは急に金持ちになったらしく、同じ部落の者の世話で、母親の寝ている蒲鉾小舎を、家らしい形の亜鉛板張りに建て換えたりした。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
ワーッ……と泣き出しながら板張りへ突伏した。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
作例 · 標準
裸足で歩くと、杉の板張りの床から伝わる木のぬくもりが心地よい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
築五十年を超える実家は、長い年月を経て板張りの廊下が黒光りしている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「板張りの壁に棚を取り付けて、ちょっとした書斎コーナーを作ってみたんだ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
昔ながらの商家を改装したカフェは、高い天井と重厚な板張りの床が印象的だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview