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板敷き

いたじき
名詞
1
標準
wooden floor
文例 · 用例
畳の上ではそれほどでもないが、廊下のような板敷きへかかると船の傾きを踏み試めすような蛙股の癖が出て、踏み締め、踏み締め、身体の平定を衡って行くからである。
岡本かの子 河明り 青空文庫
仕事は休んでいると見えて、その板敷きの広間はガランとして、例の大きな樺太犬なるものが獅子のように傲然とその真ん中に蹲っているだけであった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
「こんなむさ苦しいところからおいでんでも――」「なアに、僕は遠慮がないから――」「まア、おはいりなさって下さい」「失敬します」と、僕は台どころの板敷きからあがって、大きな囲炉裡のそばへ坐った。
岩野泡鳴 耽溺 青空文庫
ジミィは、大学からふるさとに帰ってきたばかりの、運動好きの若い大学四年生、といった恰好をして、板敷きの歩道をホテルに向かって歩いていった。
A RETRIEVED REFORMATION 罪と覚悟 青空文庫
敵の捨てて遁げた汚い洋館の板敷き、八畳くらいの室に、病兵、負傷兵が十五人、衰頽と不潔と叫喚と重苦しい空気と、それにすさまじい蠅の群集、よく二十日も辛抱していた。
田山花袋 一兵卒 青空文庫
三時過ぎに、清三が寺に帰って来ると、荻生君は風通しのよい本堂の板敷きに心地よさそうに昼寝をしている。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
雪洞の灯に照らされて、ボッと明るい牢の中、その中央の板敷きに、何か生き物がいるらしい。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
お庄は襷をかけたままそこの板敷きに腰かけて、眠いような、うッとりした目を外へ注いでいたが、胸にはいろいろのことがとりとめもなく想い出された。
徳田秋声 足迹 青空文庫
作例 · 標準
古民家の改修では、当時の趣を残すため、元の板敷きを丁寧に復元した。
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新しい建築設計では、断熱性に優れた複合板材を板敷きに採用し、快適な室内環境を目指している。
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地震後、被災した歴史的建造物の調査で、主要構造部分に大きな損傷はなく、板敷きも健全であることが確認された。
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子供たちが裸足で遊べるよう、床暖房を完備した広々とした板敷きのリビングにした。
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