息をする
いきをする
表現動詞-サ変-する
標準
to breathe
文例 · 用例
木枯しが森川町の方から大学の前を渦巻いて来る度に、店ごとの瓦斯燈が寒そうに溜息をする。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
美代が宿入りの夜など、木枯らしの音にまじる隣室のさびしい寝息を聞きながら机の前にすわって、ランプを見つめたまま、長い息をすることもあった。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
その悔恨はひしひし胸にこたえて、深いため息をするほかはない。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
みればぐにやぐにやした内臓がくさりかかつて居るらしい、それゆゑ哀しげな晩かたになると、青ざめた海岸に坐つてゐて、ちら、ちら、ちら、ちらとくさつた息をするのですよ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
胸がへしゃがれるようで、息をすることも、出来なかった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 見物にまぎれこんでいた機関手は、その時、ほっと吐息をするように、彼を待っている汽車の方へ馳け出した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そして、電燈は、一と晩に、何回となく息をするのだった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
いままでやすんでいた虫どもが、ぼんやりといま眼をさまし、しずかに息をするらしいのです。
— 宮沢賢治 『イーハトーボ農学校の春』 青空文庫
作例 · 標準
激しい運動をすると、息をするのも苦しくなることがある。
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医師は、患者が規則正しく息をしているか注意深く観察した。
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赤ん坊は、ぐっすり眠りながら、静かに息をしていた。
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海辺で、波の音を聞きながら、ゆったりと息をすることができた。
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