訓育
くんいく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
discipline
文例 · 用例
なぜなら我々の妻たちは、深くその家庭に押し込められ、純粋に母性としての訓育を受けてることから、全く社交上の才能を欠いでゐるから。
— 萩原朔太郎 『家庭の痛恨』 青空文庫
それが幸ひ(だか不幸だか知らないが)一つの昂然たる貴族的精神によつて、今日まで埋没から救はれてるのは、ひとへに全くニイチェから学んだ訓育の為である。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
更ニ他ノ一理由ハ日本ノ將來ハ陸上ニアルト同一以上ノ程度ニ於テ海上ニ在ルガ故ニ、國民教育ニ於テ只陸軍的模倣ヲナサシメテ海兵的訓育ヲ閑却スルコトノ矛盾ナルヲ以テナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
あなたの幼時の訓育が、少しづゝ報はれてゐる気がします。
— 牧野信一 『断唱』 青空文庫
その夏僕は、訓育(実科)では未曽有の十九点何分(二十点満点)で一番、学科では十八点何分で二番、操行ではこれまた未曽有の十四点何分で下から一番、平均して三十五番か六番かという成績表を持って、今までの僕にはなかった陰欝な少年となって新発田へ帰った。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
私は久しい間「イデアの楯」の食客となって藤屋氏の訓育をうけたストア派の吟遊作家であり、この胸像はその間に同じく「P・R・B」の彫刻家である経川が二年もの間私をモデルにして作ったのである。
— 牧野信一 『ゼーロン』 青空文庫
ただひたすらに欧米に負けたくない諭吉の訓育のままに、西洋も知らず、山間にトンネルを穿つことに従事し、山岳を貫くトンネルから文化が生じて来るものだと確信した、若若しい父の青年時代を思うと、矢代は父とは違う自分の今の思いも考えざるを得なかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
いわんや孔子教とか尊徳宗とかを復興したり、女大学流の訓育を女子に施そうと致したりするのは、宏大無辺な御聖旨に背いて、国民の生活を窮屈至極な封建時代に逆行させようと致すものでしょう。
— 与謝野晶子 『女子の独立自営』 青空文庫
作例 · 標準
学校教育においては、知識の伝達だけでなく心の訓育も非常に重要である。
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厳しい訓育を通じて、生徒たちは規律と礼儀正しさを身につけていった。
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家庭での訓育方針を巡って、両親が真剣に話し合っている。
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