炉火
ろか異読 ろび
名詞頻度ランク #28045 · 青空 0 例
標準
hearthfire
文例 · 用例
熊の皮に迎えられて、炉火に対し、一杯の酒を飲めば、身既に仙化す。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
それが 例の 店で、(然し いつも とは 違つて、)おやぢは 寒さうに 炉火に しがみついて ゐるから、『おそくまで よく かせぐ、ね』と 初めて 声を かけて やると、『へい』と 渠は 可嚀に あたまを 下げた が、さも 馴れ馴れしさうに、『いつも 上機嫌で、旦那は 御結構です。
— 岩野泡鳴 『札幌の印象』 青空文庫
ちょろちょろと燃える炉火を間にして、聞いたり聞かせたりするうちに、おんな心はどんどんほぐれて来た。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
丁度彼と阿賀妻との間にはいぶる炉火があり、すすけた自在鍵には南部鉄瓶が吊りさがっていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
炉火をつくろわず、いぶるに任せていたせいもあった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
炉火の煙がそのあたりに揺らめいて、隙間を洩れる陽の光を青く幾すじかの不規則な縞にして見せていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
燃え立っている炉火がくわッくわと見えだした。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
むろん高倉祐吉自身でも、燃えない炉火がその原因だとは思っていない。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
作例 · 標準
外は吹雪だったが、山小屋の中は炉火が赤々と燃えていてとても暖かかった。
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おばあちゃんは炉火のそばで、手際よく編み物を進めていた。
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ぱちぱちと爆ぜる炉火の音を聞きながら、家族みんなで温かいお茶を飲んだ。
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