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並木

なみき
名詞頻度ランク #16488 · 青空 1570
1
標準
roadside trees
文例 · 用例
軽井沢附近には、如何にも軽快な、そしてどこか冥想的な、如何にも散歩らしい気分のする道がすくなくない――尤もあの辺では、その目的のために、わざわざ並木を植ゑた遊歩地のようなものができてゐる――伊香保には、ほんとの散歩道といふものはない。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
馬車の往来が織るような街の両側の人道の並木の下には手を組んだ男女の群が楽しそうに通っている。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
欅の並木をつつむ真昼の寒い霧。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
並木の影涼しきところ木の根に腰かけて憩えば晴嵐梢を鳴らして衣に入る。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
街道の並木の松さすがに昔の名残を止むれども道脇の茶店いたずらにあれて鳥毛挟箱の行列見るに由なく、僅かに馬士歌の哀れを止むるのみなるも改まる御代に余命つなぎ得し白髪の媼が囲炉裏のそばに水洟すゝりながら孫|玄孫への語り草なるべし。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
街道に沿うた松並木の影の中をこの椎茸がニョキ/\と飛んで行くのがドンナに可笑しかったろう。
寺田寅彦 青空文庫
逝く夏の歌並木の梢が深く息を吸つて、空は高く高く、それを見てゐた。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
一歩境内に踏みいると、乱雑なる町家から仕切られて、吉野山の杉林を見るような、幽邃なる杉並木が、富士の女神にさす背光を、支持する大柱であるかの如く、大鳥居まで直線の路をはさんで、森厳に行列している。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
作例 · 標準
秋になると、道路の両脇にあるイチョウの並木が鮮やかな黄色に染まる。
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春の光を浴びた桜の並木が、まるでピンク色のトンネルのように続いていた。
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夏の強い日差しを遮ってくれる青々とした並木は、歩行者の憩いの場だ。
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