不本意
ふほんい
形容動詞名詞頻度ランク #17312 · 青空 231 例
標準
reluctant
文例 · 用例
しかしまた、それは困る、と生物學者のはうから抗議が出て、とかく文學者といふものには科學精神が缺如してゐる、などと輕蔑せられるのも不本意である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
彼女に接唇をし、そしてそれが結局不本意にも彼女を浮気な女だと思いこんでしまうことになったまま空しく別れてしまうことは、いまの二人が交した微笑の趣きには適わしくないと思った。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
しかしまた、それは困る、と生物学者のはうから抗議が出て、とかく文学者といふものには科学精神が欠如してゐる、などと軽蔑せられるのも不本意である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それは中へ入って急所を突いた答えも、すれば出来ないではないが、それでは却って局部局部を挙げて論ずることになって不本意であるから、斯う云う全体を掩うたような答えをして置く。
— 夏目漱石 『文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎』 青空文庫
」赫子は当然自分達に続いて泳いで来るべき筈の坂本が岸に居るのが不本意だとでもいうような様子である。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
それは聞く人にも聞かせる人にも、不本意千萬なるに相違無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
わざと黙っている爺いさんは、渋い顔をしている積であったが、不本意ながら、つい気色を和げてしまった。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
中には衆愚がお前の序文に信頼するから不本意ながら書かせるのだと明言する人もある。
— 森林太郎 『翻譯に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
彼は不本意ながらも、会社の決定に従って転勤することになった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
第一志望の大学に合格できず、不本意な結果に終わった。
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本当は続けたかったが、怪我のため不本意な引退を余儀なくされた。
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