愛らしい
あいらしい
形容詞頻度ランク #22775 · 青空 679 例
標準
pretty
文例 · 用例
子供の顔はよく両親に似ている、二人のまるでちがった容貌がその児の愛らしい顔の中ですっかり融和されてしまってどれだけが父親、どれだけが母親のと見分けはつかぬ。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
とにかくうすら寒い時候に可愛らしい筍をにょきにょきと簇生させる。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
尻に敷いた褥は、可愛らしい高山植物で、チングルマの小さい白花、アカノツカサクラの赤い花などが、絨氈の斑紋になって、浮き上る、焚火の影に、鮮やかな織目を見せる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
直ぐあとから、こつこつ可愛らしい靴の足音がして、パン屋の七つになる女の児が、パンとお砂糖でつくった猫を持って来て呉れた。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
濕つた羊齒をかき分けると可愛らしい松茸が雀の子のやうにうづくまつてゐた。
— 岡本かの子 『秋雨の追憶』 青空文庫
」青年のうしろにもひとり十二ばかりの眼の茶いろな可愛らしい女の子が黒い外套を着て青年の腕にすがって不思議さうに窓の外を見てゐるのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
可愛らしい女の子が達二を呼びました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
これまでにも可愛らしいと思わぬことはなかったが、今日はしみじみとその美しさが身にしみた。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
作例 · 標準
例句