あんな
あんな
連体詞頻度ランク #38713 · 青空 18250 例
標準
that sort of
文例 · 用例
近代といふ今は尠くも、あんな具合な元気さでゐられる時代ではないのです。
— 中原中也 『酒場にて(定稿)』 青空文庫
」と彼は思ふ、「あんなにアラがあるから、あのアラが契機となつて、却て奴等は仕事が出来るのであらう……」 ところでさういふ場合に彼のアラと云つてゐるものは、概ね処世的要領の稚拙の如きを指してゐるのである。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
「あんな奴が、段々偉くなりやがる」、ハテ面妖なとAの方で思ふのだが、Bとしたら、変な話ぢやないか。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
右は、Aが金持でBが貧しい場合だが、もしそれが反対であつても、必竟AがBを、「あんな奴でも偉いのかなァ」と思ふ、つまり交際の上でAがBより優勢になることは同前なのだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
「いいかオイ……あんな奴と共同で仕事をして好いことがないのは分りきつてらあ……いいかオイ、俺が出来るだけは助けてやるからなあオイ」「うんうん」 それから猶暫らく彼は同じやうなことを繰返してゐたが、やがて其処を出ようと云ひだした。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
信用しないのに何もかも彼の云ひなりに返事をしたといふのも変なものだが、尤もあんなに三田村が感激してゐる時には……どうも困る。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
私の方は急を要する場合だし何時まで待つてもゐられないから、三田村の「あんな奴と共同で云々」のそのあんな奴に、私は私の最初の計画通り相談することに肚をきめる。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
あんな奴とならさう美事にいかないまでも全然まづくなりつこはないのだ。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
作例 · 標準
あんな簡単な問題ができないなんて。
あんな大きな建物をどうやって壊すのだろう。
あんな美しい風景は滅多に見られない。
あんな高い山に登るのは危険だ。