貴公子
きこうし
名詞頻度ランク #37533 · 青空 320 例
標準
young nobleman
文例 · 用例
向うより勢いよく馳せ来る馬車の上に端坐せるは瀟洒たる白面の貴公子。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
ヴァン・ダイクの画の、女の顔でなく、貴公子の顔に似た顔をしています。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
みすぼらしい茶の背広に、間に合わせらしい不調和な赤ネクタイを締めていながらも、それこそ新劇の二枚目かと思われる、生白い貴公子然たる眼鼻立の青年であったが、それが今更のようにビックリして純真らしい、茶色の瞳を大きく見開き、薄い、小さな唇をポカンと開いた姿は、一層ういういしい子供らしい恰好に見えた。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
卵殻もどきの貴公子の微笑と 遅鈍な子供の白血球とは、 それな獣を怖がらす。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
其の一の、和蘭館の貴公子と、其の父親の二人が客で。
— 泉鏡太郎 『印度更紗』 青空文庫
」 で、木彫の、小さな、護謨細工のやうに柔かに襞※の入つた、靴をも取つて籠の前に差置いて、「此のね、可愛らしいのが、其の時の、和蘭陀館の貴公子ですよ。
— 泉鏡太郎 『印度更紗』 青空文庫
たゞ、和蘭陀の貴公子の、先刻から娘に通はす碧を湛へた目の美しさ。
— 泉鏡太郎 『印度更紗』 青空文庫
父は前に仏蘭西の公使館づきであったから、勇美子は母とともに巴里に住んで、九ツの時から八年有余、教育も先方で受けた、その知識と経験とをもて、何等かこの貴公子に見所があったのであろう、滝太郎といえばかねてより。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
彼は代々続く名家の出身で、まさに絵に描いたような貴公子だった。
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おとぎ話に出てくる貴公子は、いつも白馬に乗って現れる。
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現代社会では、貴公子という言葉はあまり聞かれなくなった。
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標準
princely young man
作例 · 標準
新進気鋭の俳優は、その端正な顔立ちと優雅な振る舞いで「現代の貴公子」と呼ばれている。
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彼はスポーツ界の貴公子として、女性ファンからの絶大な支持を得ている。
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パーティー会場で一際目を引く、まさに貴公子と呼ぶにふさわしい男性がいた。
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漫画の主人公は、学園の貴公子として多くの女子生徒の憧れの的だった。
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