月賦
げっぷ
名詞
標準
monthly installment (instalment)
文例 · 用例
いくらか足並に余裕を見せている男達も月賦の衣裳屋の飾窓に吸付いている退刻女売子の背中へ廻って行った。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
おなじく月賦……這個まつくろなのを一着して、のそ/\と歩行く奴を、先生が嘲つて――月府玄蝉。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
…… 変に物干ばかり新しい、妻恋坂下へ落ちこぼれたのも、洋服の月賦払の滞なぞから引かかりの知己で。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
○以後、洋服は月賦のこと。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
――月府玄蝉――上杉先生が、糸七同門の一人に戯に名づけたので、いう心は月賦で拵えた黒色外套の揶揄である。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
こんなのは月賦が必ず滞る。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
だが客は多く亜米利加の家具月賦取附会社の社長の一族や濠洲の女金貸等で、フランスの伯爵夫妻やスペインの侯爵一家などはあまり来ない。
— 岡本かの子 『バットクラス』 青空文庫
蝶子の前借は三百円足らずで、種吉はもはや月賦で払う肚を決めていた。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
作例 · 標準
高価なパソコンを、無理のない月賦で支払うことにした。
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昔は百科事典を月賦で購入して、毎月少しずつ支払う家庭が多かったという。
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月賦の支払いがまだ残っているので、今は新しい買い物をする余裕がない。
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