保秘
ほひ
名詞動詞-サ変
標準
keeping (something) secret
文例 · 用例
からたちの垣根萩原朔太郎からたちの垣根の中に女のはしやぐ聲のする夕餉の葱のにほひする灯ともしごろからたちの垣根を過ぐる侘しさよ。
— 萩原朔太郎 『からたちの垣根』 青空文庫
〔われらひとしく丘に立ち〕宮沢賢治われらひとしく丘に立ち青ぐろくしてぶちうてるあやしきもののひろがりを東はてなくのぞみけりそは巨いなる塩の水海とはおのもさとれども伝へてきゝしそのものとあまりにたがふこゝちしてたゞうつゝなるうすれ日にそのわだつみの潮騒のうろこの国の波がしらきほひ寄するをのぞみゐたりき
— 宮沢賢治 『〔われらひとしく丘に立ち〕』 青空文庫
〔なべてはしけく よそほひて〕宮沢賢治なべてはしけく よそほひて暁惑ふ 改札をならび出づると ふりかへる人なきホーム 陸の橋歳に一夜の 旅了へしをとめうなゐの ひとむれに黒きけむりを そら高く職場は待てり 春の雨
— 宮沢賢治 『〔なべてはしけく よそほひて〕』 青空文庫
〔霜枯れのトマトの気根〕宮沢賢治霜枯れのトマトの気根その熟れぬ青き実をとり手に裂かばさびしきにほひほのぼのとそらにのぼりて翔け行くは二価アルコホール落ちくるは黒雲のひら
— 宮沢賢治 『〔霜枯れのトマトの気根〕』 青空文庫
チツポケな虚栄心を持つてるに過ぎない奴等が、いつかどのきほひ肌や、伝法肌のつもりになつて得々としてるのだ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
彼女等はきほひ肌でも伝法肌でもない!
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
だつて、櫻には、にほひがちつとも無いのだもの。
— 太宰治 『春晝』 青空文庫
」 にほひが有るか無いか、立ちどまつて、ちよつと靜かにしてゐたら、にほひより先に、あぶの羽音が聞えて來た。
— 太宰治 『春晝』 青空文庫
作例 · 標準
機密情報を扱う部署では、厳格な保秘義務が課せられている。
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彼は、企業秘密の保秘に全力を尽くした。
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「この計画については、部外秘とし、厳重に保秘してください。」
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