重症者
じゅうしょうしゃ
名詞
標準
seriously ill patient
文例 · 用例
すべていつもの通りにやってくれるんだぞ」「畏りました」 閣下と呼ばれたその重症者の声音は、たしかに聞き覚えのあるものであった。
— 海野十三 『人造人間殺害事件』 青空文庫
死にかかった重症者がその上に横たわって、他は繃帯でありガーゼであり、義足であり松葉杖であった。
— 北條民雄 『いのちの初夜』 青空文庫
けれどかういふことを言へば、重症者たちは一笑にふしてしまふであらう。
— 北條民雄 『柊の垣のうちから』 青空文庫
奈落の底から聴えて来るのかと怪しまれる重症者の嗄声と、鬱積した精力を爆発させるやうな青年患者の叫び声とが交錯した。
— 北條民雄 『盂蘭盆』 青空文庫
それでもさすがに重症者は横からじつと眺めるだけで我慢してゐた。
— 北條民雄 『盂蘭盆』 青空文庫
僕のいた東大神経科は、重症者を置かない。
— 坂口安吾 『精神病覚え書』 青空文庫
僕のいた病棟は重症者がいないのだから、病状について僕は良く知らないし、特に僕は一人だけの別室にいたから、廊下や便所ですれ違う以外に、他の患者とは特別の接触がなかった。
— 坂口安吾 『精神病覚え書』 青空文庫
僕の病院では重症者の病室がないので、兇暴患者が現われると、ナルコポンで眠らせて松沢へ送るそうです。
— 坂口安吾 『日月様』 青空文庫
作例 · 標準
その病院は、地域における重症者(重病患者)の受け入れ拠点となっている。
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「ICUには、常に重症者が入っているので、面会は制限されています。」
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「重症者が増えると、医療体制が逼迫するんだ。」
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