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腹膜炎

ふくまくえん
名詞
1
標準
peritonitis
文例 · 用例
が二人の間には、膝から下を切断し、おまけに腹膜炎で海豚のように腹がふくれている患者が担架で運んで来られ、看護卒がそれを橇へ移すのに声を喧嘩腰にしていた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
平気でねているのは、片脚を切断した福島と、どうせ癒る見込みがない腹膜炎の患者だけであった。
黒島傳治 氷河 青空文庫
少女は一週間ばかり腹膜炎を病むで亡くなツたといふのであるから、左程衰弱もしてゐない。
三島霜川 解剖室 青空文庫
それがだんだん進歩して現今の高等学校になったのであるが、僕は其時腹膜炎をやって遂々二級の学年試験を受けることが出来なかった。
夏目漱石 落第 青空文庫
木下の母親は自然主婦のような位置に立って、家事を引受けていたが、不思議な事には喧嘩相手の無くなったことに何となく力抜けのした具合いで床につき勝ちになり、それから四年目の木下が十三歳、娘が五つの年に腹膜炎で死んだ。
岡本かの子 河明り 青空文庫
君も若し萬一不幸にして予と共に病院を休息所とするの、かなしき願望を起さねばならぬことが今後にあるとするならば、その時はよろしく予と共にあまり重くない慢性腹膜炎を病むことにすべしである。
石川啄木 郁雨に與ふ 青空文庫
友人の勸めで初めて青柳學士の診察を受けて、慢性腹膜炎といふ名を附けられ、入院しなければならぬと申し渡された時は、結局はそれを信ぜねばならぬと思ひながらも、まだ何か嚇かされたやうな氣持がしてゐた。
石川啄木 第十八號室より 青空文庫
肋骨の外へパンクして胸を血だらけにして引っくり返る事もあるが、内側へパンクするとそのまま、激烈な腹膜炎を起す。
夢野久作 冥土行進曲 青空文庫
作例 · 標準
早期に治療しないと、腹膜炎は重篤な状態になることがあります。
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盲腸の破裂が原因で腹膜炎を起こし、緊急手術となった。
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医師は患者の症状から腹膜炎を疑った。
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