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腹膜

ふくまく
名詞
1
標準
peritoneum
文例 · 用例
が二人の間には、膝から下を切断し、おまけに腹膜炎で海豚のように腹がふくれている患者が担架で運んで来られ、看護卒がそれを橇へ移すのに声を喧嘩腰にしていた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
平気でねているのは、片脚を切断した福島と、どうせ癒る見込みがない腹膜炎の患者だけであった。
黒島傳治 氷河 青空文庫
左肺が肺癆に罹つて大部分腐蝕してゐるのは誰れも認めてゐたが、一週間程前から右肺の中葉以上に突然起つた聽診的變調と、發熱と、腹膜肋膜の炎症とを綜合して考へて見ると粟粒結核の勃發に相違ないと堅く信じたのだ。
有島武郎 實驗室 青空文庫
半ば膿化した粟粒が肺の切斷面や腹膜やに顯著に見られたら愉快だらうと彼れは思つた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
腹膜にも肋膜にも多數の結節を認めた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
それが切っ掛けで腹膜になり、大学病院へ入院した。
織田作之助 雪の夜 青空文庫
少女は一週間ばかり腹膜炎を病むで亡くなツたといふのであるから、左程衰弱もしてゐない。
三島霜川 解剖室 青空文庫
それがだんだん進歩して現今の高等学校になったのであるが、僕は其時腹膜炎をやって遂々二級の学年試験を受けることが出来なかった。
夏目漱石 落第 青空文庫
作例 · 標準
彼は腹膜の炎症による痛みを訴えていた。
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手術では、損傷した腹膜の修復が行われた。
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腹膜は、腹腔内の臓器を覆う薄い膜である。
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