審神者
さにわ
名詞
標準
person who judges which god or spirit has taken possession of a miko
文例 · 用例
神功皇后が小山田邑の斎宮に入つて、自ら斎主となり、武内宿禰に琴を撫らさせ、烏賊津使主を審神者として、琴の頭・琴の尾に千を置いて、七日七夜の間神意を問はれた(神功紀)とあるのは、沢山の長の高い幣束で琴の周りをとり捲いて、神依り板に、早く神のより来る様に、との用意と見る外はない。
— 折口信夫 『幣束から旗さし物へ』 青空文庫
そこで「神語」を聞き知る審神者――さには――と言ふ者が出來るのである。
— 呪言と敍事詩と 『國文學の發生(第一稿)』 青空文庫
以前は私も、たいへん画が好きで、画家の友人もたくさんあって、その画家たちの作品を、片端からけなして得意顔をしていた事もあったのですが、昨年の秋に、ひとりでこっそり画をかいてみて、その下手さにわれながら呆れてそれ以来は、画の話は一言もしない事にきめました。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
なにか知らねど萩原朔太郎なにか知らねど泣きたさにわれはゆくゆく汽車の窓はるばるときやべつ畑に日は光り風見ぐるまきりやきりりとめぐる日にわれはゆくゆく汽車の窓なにか知らねど泣きたさに
— 萩原朔太郎 『なにか知らねど』 青空文庫
初冬の山と幾分か軽く視て、雪中の登山服装というほどの準備もしていなかったため、幾重の衣も徹されて、腹から股にかけ、薊で撫で廻されるような疼痛を感じ初めた、唇はピリッとして、亀裂するかと惑われ、その寒さにわなわなと骨髄から震動した。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
ああ果たしてしからんか、あるいは孤独、あるいは畏懼、あるいは苦痛、あるいは悲哀にして汝を悩まさん時、汝はまさにわがこの言を憶うべし。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
他日もし、われまた汝を見るあたわざるの地にあらんか、汝まさにわれと共にこの清泉の岸に立ちしことを忘るなかれ。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
どうかお赦しをねがいます」 ホモイはうれしさにわくわくしました。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
作例 · 標準
神楽の儀式では、神懸かりになった巫女の言葉を解釈する審神者の役割が重要だ。
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古代の日本では、神託を伝えるための審神者が存在した。
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「審神者(さにわ)とは、神様のお告げを聞き分ける人のことらしいよ。」
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ウィキペディア
審神者(さにわ、歴史的仮名遣いでは「さには」)とは、古代の神道の祭祀において神託を受け、神意を解釈して伝える者のことである。
出典: 審神者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0