氷炭
ひょうたん
名詞頻度ランク #39103 · 青空 25 例
標準
ice and charcoal
文例 · 用例
東京と大阪の感情は、永遠に氷炭相容れざるものと思う。
— 織田作之助 『東京文壇に与う』 青空文庫
罪と罰、絶対に相通ぜざるもの、氷炭|相容れざるもの。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
夫れ厭世家は此世に属する者とし言はゞ名誉にもあれ、利得にもあれ、王者の玉冠にもあれ、鉄道王の富栄にもあれ、一の希望を置くところあらざるなり、故にこの世の希望と厭世家とは氷炭相容れざるの中なる可し。
— 北村透谷 『厭世詩家と女性』 青空文庫
この点においてかの経済論派または改進論派とややその傾きを同じくし、自由論派、大同論派、また国民論派とは氷炭相容れざるの関係あり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
この二者は、古来氷炭相容れざるもののごとくに考えられていた。
— 幸徳秋水 『死刑の前』 青空文庫
然れ共この一つの建議案の内容には黒白氷炭相容れざる思想と感情とが流れて居る。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
「……氷炭相容れず、冷熱並び存しない筈だが、あれのうちには、それが二つとも、りっぱに存在し得るのだ。
— 豊島与志雄 『秦の出発』 青空文庫
孔子の王道と覇者の道とは根本的に異り、氷炭相容れざるものであつて、孔子が管仲の仁を許したと見るは、學者が所謂孔安國の注なるものに誤まられた結果であると思ふのである。
— 狩野直喜 『孔子と管仲』 青空文庫
作例 · 標準
彼ら二人の意見はまさに氷炭の相いで、話し合いを重ねても妥協点が見つかる気配がない。
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伝統的な職人気質と最新の効率化重視の経営方針は、まるで氷炭のように相容れないものだった。
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兄は沈着冷静だが弟は血気盛んで、兄弟でありながらその性格は氷炭の如く対照的だ。
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