思い切る
おもいきる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to give up (all thoughts of)
文例 · 用例
本当ならば、幸子をお前に譲ってやるべきだろうけれど、僕には彼女を思い切ることは到底出来そうにもない。
— 渡辺温 『勝敗』 青空文庫
(お前、可い加減な事を言って、ちっとも思い切る様子はないではないか。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
さあ、思い切れ、思い切ると判然言え、これでも薬はまだ利かぬか。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
申すまでもありません、お雪はとても辛抱の出来る事ではないのですから、きっと思い切ると言う。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
だが、そうかと言って、先生の言う通りあんたを思い切るなぞということは、どんなに努めても出来ることではない。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その自分に、先生は、思い切ると言えと迫る。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
先生は遂に最後の慎しみを破って、こう自分に決断を命じた、「わたしと結婚するか、でなければ、蝶子を思い切るか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
訣れるとき、わたくしは葛岡に念の為め、「詫び手紙の中に、あんた、あたしを思い切ると書くの」 と訊きますと、葛岡は、「だれが、そんなことを。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to make up one's mind
作例 · 標準
例句