所詮
しょせん
副詞頻度ランク #8390 · 青空 1354 例
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文例 · 用例
そこでその現状が、仮りに不安な現状であらうとあるまいと、学問、芸術の興隆に適してゐようとゐまいと、所詮致し方もないことである。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
勿論、勉強といふことは、要素々々の注入といふこととも云へようが、その注入が目的ではなく何もひつくるめて出来る次なる統一が芸術活動をなすわけであるから、要素々々のことは所詮個人々々の楽屋内での問題に過ぎない。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
而して茲で謂ふ心理的発展とは、所詮修辞的発達の意である。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
ところで現今精神的渇望だの信念だのの方は微々たるものであるので、所詮現今の社会たるや、卑俗なものといはねばならぬ。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
所詮は、十一月の曇つた午後に、風が往来の砂塵を巻きあげてゐるやうなもんだと、僕の、心はともかく肉体は、左様に今はや観念してゐるやうな具合だ。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
五 さうした、所詮世上のニヒリストには最も馬鹿気たと見えるだらう生活を――私自身もこだはつた生活だと今では思つてゐる――してゐた私は、今態々落第して、それをキツカケに京都の某中学に転校してゐて、「その頃の生活」の環境といふものと離れてゐる。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
芸術よりも、その日暮しは千倍も豊富である人、多情多恨夢は荒野を駆け廻りながら、実はといへば陋巷の一室に暗然影を抱いて寝ぬる人、――所詮ヂェラルドは陶酔の一形式として存する。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
結果に於て見れば、両方共に、所詮は翻案化するに過ぎないのだが、翻訳者としての良心では、勿論後者の意志する方が正しいのである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
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どれだけ努力しても、所詮は素人なんだ。
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(cannot) possibly
作例 · 標準
彼が約束を守るなんて、所詮無理な話だ。
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