仏教美術
ぶっきょうびじゅつ
名詞
標準
Buddhist art
文例 · 用例
その当時は何とも思わなかったが、近頃身に覚えて来ると、ありゃ実に凄い言葉なのが判って来た」 その友だちというのは、池上が高等学校時代、寮を同じくしていた親友で、同じ文科志望だが、その友人は美学方面から印度の仏教美術史を専攻するつもりだったのだと池上は話した。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
美術は奈良を中心としての古仏教美術関係のものが最も多いのだが、それも大分充実してきたので、鑑鏡、古織物、古陶器等の美術の書をも集めはじめた。
— 土田杏村 『私の書斎』 青空文庫
仏教美術の写真だけはもう大抵遺漏はない。
— 土田杏村 『私の書斎』 青空文庫
日本の仏教美術は支那に学んだが、摩崖の大も日本には無く、宋元の幽玄の深さも日本には見ないと説くのはただに欧米人ばかりではない。
— 高村光太郎 『美の日本的源泉』 青空文庫
しかるに、次第に眼が肥えて来ると、いわゆる汚らしいものの中の美がわかるようになり、今時のいわゆる綺麗なるものの中に汚いものが見えて、絵なら絵の本当の価値がわかってくるが、誰しも最初は古書画とか、奈良時代の仏教美術とかいうものになると、十中八九までは誰にも分らない。
— 北大路魯山人 『現代能書批評』 青空文庫
私には仏教知識も仏教美術も極めて乏しいのであり、またそれ等に関係の本は殆んど読んでいないので、なんど法隆寺かいわいをうろついても、本格的の知ったか振りは言えないのだが、私には、奈良の大仏は、図体ばかり大きくっても、あの顔はいつも凡庸そのもののように思われる。
— 正宗白鳥 『冬の法隆寺詣で』 青空文庫
それを見ながら考えたことであるが、仏教美術の東漸を研究するには、眉や眼や鼻や耳などの描き方の変遷を注意深く調べて見なくてはなるまい。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
仏教美術がシナで屈折した度はよほど強いものらしい。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
作例 · 標準
奈良や京都の古寺を巡り、国宝級の仏像や仏教美術を堪能した。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
彼は仏教美術の修復家として、数々の貴重な文化財を後世に残す仕事をしている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
博物館の仏教美術コーナーには、精巧な作りの仏具が多数展示されていた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
ウィキペディア
仏教美術(ぶっきょうびじゅつ)は、仏教信仰に基づいた礼拝対象、あるいはそれら活動のための美術の総称である。これらには、仏陀や菩薩、実在・伝説上の尊格や尊者、祖師、または彼らの生涯(仏伝図)や伝説を描いたもの、曼荼羅や修行のための図像、さらに、ストゥーパや塔門、寺院などの建築や、金剛杵などの仏具が挙げられる。本項においては、仏教に関する芸術のうち、おもに視覚的なものについて解説する。
出典: 仏教美術 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0