賃労働
ちんろうどう
名詞
標準
wage labor
文例 · 用例
こんにちエンゲルス「家族・私有財産・国家の起源」「空想より科学へ」マルクス「賃労働と資本」などは婦人の常識の基礎としても必読の本である。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
ここでカールは新ライン新聞に入社し、「賃労働と資本」を連載した。
— 宮本百合子 『カール・マルクスとその夫人』 青空文庫
是によれば単に物的資源の総動員に限らず、労働力その他に対する動員も絶対力を発揮するわけで、労賃は法定されるし、労働者の賃労働は国民の義務として絶対化されるわけだ。
— 戸坂潤 『一九三七年を送る日本』 青空文庫
マルクスは、この詩人が言いそうな言葉を、賃労働の研究をした経済の本のなかに書いている。
— 宮本百合子 『いのちの使われかた』 青空文庫
また同じ頃に福田徳三君は、私が『社会問題研究』の第四冊を、マルクスの『賃労働と資本』のエンゲルス版の全訳に献げたのを見て、河上は研究の名に隠れて主義の宣伝をしてゐる、内務省はなぜあれを発売禁止にしないのか、などと盛んに咆哮した。
— 河上肇 『随筆「断片」』 青空文庫
そしてここから、「資本主義病態下に於て最も決定的致命的な破壊の鉄槌を下さるるものは工業ではない」、「賃労働者でもない」、「それは農村であり且つ農民である。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
作例 · 標準
産業革命以降、多くの農民が土地を離れ、都市部に出て賃労働に従事するようになった。
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彼は一生を実直な賃労働に捧げ、慎ましくも幸せな家庭を築き上げた。
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現代社会において、単純な賃労働だけで豊かな生活を維持するのは容易ではない。
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