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痩せた

やせた
形容詞-語幹
1
標準
thin
文例 · 用例
」 私は、かなしいやら、こわいやら、うれしいやら、はずかしいやら、胸が一ぱいになり、わからなくなってしまいまして、妹の痩せた頬に、私の頬をぴったり押しつけ、ただもう涙が出て来て、そっと妹を抱いてあげました。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
身長五尺に満たないくらい、痩せた小さい両の掌は蜥蜴のそれを思い出させた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
戸袋のすぐ横に、便所の窓の磨硝子から朧な光のさすのに眼をうつすと、痩せたやもりが一疋、雨に迷う蚊を吸うとてか、窓の片側に黒いくの字を画いていた。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
すじ向いに座を構えたまうを帽の庇よりうかゞい奉れば、花の御かんばせすこし痩せたまいて時々小声に何をか物語りたまう双頬に薄紅さして面はゆげなり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
ここへ色の青い恐ろしく痩せた束髪の三十くらいの女をつれた例の生白いハイカラが来て機関長と挨拶をしていたが、女はとうとうこの室の寝台を占領した。
寺田寅彦 高知がえり 青空文庫
夜間倦んじ疲れて、懈怠の心が起らうとする時、頭をもたげて燈光の中に先生の黒い痩せたお顏を瞥見すると、いまにも抑揚頓挫のある言葉で話しかけようとしてゐられるかの如く思はれる。
太宰治 「惜別」の意圖 青空文庫
白樺の痩せた稚い樹が出て来て、その中から山桜の花が、雪のように咲いている、四月の色は北岳の北の尾根から、信濃金梅の傾斜を伝わって、この森林にまで、流れ込んでいる。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
老たる親の痩せたる肩もむとて、骨の手に当りたるも斯る夜はいとゞ心細さのやるかたなし。
樋口一葉 雨の夜 青空文庫
作例 · 標準
彼は病気でとても痩せた体になった。
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昔は太っていたが、今はすっかり痩せたね。
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「まあ、君もずいぶん痩せたじゃないか!」と友人が驚いた。
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2
標準
barren
作例 · 標準
この痩せた土地では、作物の栽培は難しい。
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長年の干ばつで、畑は痩せた状態が続いている。
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「こんな痩せた山肌で、本当に木が育つのか?」と彼は首を傾げた。
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痩せた(やせた) — 幻辞.com