名曲
めいきょく
名詞頻度ランク #9745 · 青空 304 例
標準
famous piece of music
文例 · 用例
例へば少し昔には、古賀政男の名曲「酒は涙か溜息か」や「幻の影をしたひて」等が流行した。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
名曲ならば、一日一ぱいでも聞いていたい。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
三色写真が絵画の複製術として物足りないごとく、蓄音機は名曲のすぐれた演奏の再現器として物足りないものである。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
ずっと後に先生が留学から帰って東京に住まわれるようになってから、ある時期の間は、ずいぶん頻繁に先生のお宅へ押しかけて行って先生のピアノの伴奏で自己流の演奏、しかもファースト・ポジションばかりの名曲弾奏を試みたのであったが、これには上記のような古い因縁があったのである。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
私は上手の名曲を聞いたと同じに、十年、十五年の今も忘れないからである。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
名曲など下手な演奏者の手にかかると、ひとからその名曲が与える真のよろこびを取り去ってしまうものである。
— 織田作之助 『僕の読書法』 青空文庫
古本を売る時の私は、その鼻の大きさが随分気になつたものだと想ひ出しながら、今は「矢野名曲堂」といふ看板の掛つてゐるかつての善書堂の軒先に佇んでゐると、隣の標札屋の老人が、三十年一日の如く標札を書いてゐた手をやめて、じろりとこちらを見た。
— 織田作之助 『木の都』 青空文庫
私はすかされた想ひをもて余し、ふと矢野名曲堂へはいつて見ようと思つた。
— 織田作之助 『木の都』 青空文庫
作例 · 標準
このクラシック音楽は、世代を超えて愛される名曲だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
初めて聴いたときから、その歌声とメロディに感動して、私の心に残る名曲となった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
カフェで流れていた曲がとても素敵だったので、すぐにShazamで調べてみたら、有名なアーティストの名曲だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
名曲(めいきょく)とは、曲自体をあらゆる方法(歌う、ピアノ伴奏、その他の楽器など)で表す場合に人の心を揺さぶるような曲のことである。本来、クラシック音楽における、一度は聴いておきたい作品、教科書に載っている作品などを指していたが、「ジャズの名曲」や「演歌の名曲」など、娯楽音楽の分野でも用いられるようになっている。
出典: 名曲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0