主権
しゅけん
名詞頻度ランク #6447 · 青空 223 例
標準
sovereignty
文例 · 用例
その埋め合わせというわけでもないかもしれないが、昔から相当に戦乱が頻繁で主権の興亡盛衰のテンポがあわただしくその上にあくどい暴政の跳梁のために、庶民の安堵する暇が少ないように見える。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
祭祀その他宗教的儀式と連関していろいろの巫術魔術といったようなものも民族の統治者の主権のもとに行なわれてそれが政治の重要な項目の一つになっていたように思われる。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
そうだとすると、昔の主権者為政者のもとに祭官、巫術師らの行なった仕事の一部は今日では彼らの後裔の科学者の手によって行なわれておるべきはずである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
今や彼は衆を圧し、老練な一番々頭をまで抜いて店の主権をかち得ようとした。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
現に今語ろうとする蒲生氏郷は、豊臣秀吉即ち当時の主権執行者の命によりて奥羽鎮護の任を帯びて居たのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
戦乱の世というものは何時も其下と其上と和睦し難いような事情が起ると、第三者が窃かに其下に助力して其主権者を逐落し、そして其土地の主人となって終うのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
でまず、この領土においてはわしが君主であり、『ペスト王第一世』の称号の下に、絶対的な主権をもってここを統治しているということを、知っていてもらいたい。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
それによって単にわれわれ自身の目的を達するのみならず、あの此世の方ならぬ主権者の真の繁栄を増すためなのだ。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
作例 · 標準
他国による領土への侵入は、国家の主権を著しく侵害する行為である。
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独立を宣言したことで、国民は自らの手で国の進路を決める主権を手に入れた。
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インターネット上のデータ管理についても、デジタル主権の重要性が叫ばれている。
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ウィキペディア
主権 あるいはソブリンティとは、国家の構成要素のうち、最高・独立・絶対の権力、または近代的な領域国家における意思決定と秩序維持における最高で最終的な政治的権威を指す。国家主権のこと。国が国家であるために有する権利。
出典: 主権 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0