茶壺
ちゃつぼ
名詞
標準
tea jar
文例 · 用例
また例えば『桜陰比事』二の三にある埋仏詐偽の項中に、床下の土を掘っても仏らしいものは見えず「口欠の茶壺又は消炭螺からより外は何もなかりき」とある。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
彼等は、捲きあげて水をつる井戸の釣瓶や塀の棒杭や、茶碗や、茶壺を持ち出した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
床篦子、卓子、机子、花模様の茶壺、旅行鞄、銀貨の山。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
ですから左様いう人が旅行をするのは何の事は無い、「御茶壺」になって仕舞うようなものですテ。
— 幸田露伴 『旅行の今昔』 青空文庫
「御茶壺」というのは、むかし将軍御用の御茶壺を江戸まで持って来る、其の茶壺は茶壺の事ですから眼も鼻も有りは仕ませんし手も脚も動かしは仕ませんが、それでも其の威勢は大したもので、「下に居ろ、下に居ろ」の格をやって東海道を江戸へ来たものだそうです。
— 幸田露伴 『旅行の今昔』 青空文庫
そこで古風の人がタマに当今の人に其の御茶壺の話を仕て聞かせると、誰も噴飯して笑うので有りますが、当今の紳士の旅行の状態を見ると、余り贅沢過ぎて何の事は無い、つまり御茶壺になって歩いて居るのだ、と或人が評を仕ましたのを聞いて、甚だおかしいと思って居ります。
— 幸田露伴 『旅行の今昔』 青空文庫
金が有って地位が有って、さて威張って見ると「御茶壺」になるのですナ。
— 幸田露伴 『旅行の今昔』 青空文庫
悪くすると天晴な好い若い者が、愍むべし「お茶壺」になって、ただ彼方から此方へ渡って歩く事になります。
— 幸田露伴 『旅行の今昔』 青空文庫
作例 · 標準
大事な来客のために、とっておきの玉露を茶壺から取り出した。
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彼女は収集した茶壺を、丁寧に磨いて飾っている。
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茶壺は、お茶の鮮度を保つために重要な役割を果たす。
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