前掛け
まえかけ
名詞
標準
apron (waist-down)
文例 · 用例
絣の単物に、メリンスの赤縞の西洋前掛けである。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
くりくりとしたつむり、赤い縞の西洋前掛けを掛け、仰向いて池に浮いていたか。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
調理台で、牛蒡を切っていた吉永が、南京袋の前掛けをかけたまま入口へやって来た。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
或る子は前掛けの衣嚢から干した無花果を出して遣ろうといたしました。
— 宮沢賢治 『雁の童子』 青空文庫
わたしは、それを前掛けに入れて、持ってくるんだがね、その前に、一つ一つの星に、番号をつけておかなければならないのさ。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『眠りの精』 青空文庫
「おばあさん、足をなおしてあげるかわりに、その前掛けの中にある、三本のむちをくださいよ」「そりゃ、高すぎますよ」と、おばあさんは言って、みょうなふうに頭をふりました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『旅の仲間』 青空文庫
その葉を取って、子供がおなかの上につければ、ちょうど前掛けのようになります。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『幸福な一家』 青空文庫
」 と紺の鯉口に、おなじ幅広の前掛けした、痩せた、色のやや青黒い、陰気だが律儀らしい、まだ三十六七ぐらいな、五分刈りの男が丁寧に襖際に畏まった。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
作例 · 標準
陶芸教室では、粘土で服が汚れないように前掛けを着用する。
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彼は昔ながらの酒屋の主人で、いつも粋な前掛けをしていた。
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お祭りの屋台では、店主たちがそれぞれ個性的な前掛けを身につけていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
前掛け(まえかけ)は、衣服を汚さないようにするため、己の身を守るためのもの。 前垂れ(帆前掛) - 日本古来の前掛け。腰に巻くもの。 エプロン - 西洋の前掛け。首から下げるものと腰に巻くもの。 エプロンドレス - エプロンとブラウスが一体化したもの。
出典: 前掛け — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0