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偃武

えんぶ
名詞
1
標準
armistice
文例 · 用例
本因坊あつて偃武の世に出づるに及び、蔚然一家を為し、太平三百年間、雋異の才、相継で起り、今則ち禹域を圧すといふ。
幸田露伴 囲碁雑考 青空文庫
尊王の大義は、元和偃武未だ五十年ならざるに、徳川幕府創業者の孫なる彼の口より宣伝せられぬ。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
それ元和偃武以来、幾んど四半世紀、忽然として清平の天地に砲火を上げ、竪子を推して、孤城を嬰守し、赫々たる徳川|覇府の余威を籍り、九州の大名これを合囲し、百戦老功の士これを攻め、年を改めて始めて抜くを得たり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
元和偃武以来、蔵めて鞘にありし宝刀も、今はその心胆と共に錆びて、用に立つべきもあらず。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
神祖|偃武以来の曠れ場所は実に今でなくて武士の一生涯にまたとあろうか――鐘巻自斎いかなる稀世の剣妙であるとも、勝たねばならぬ、撃ち込まねばならぬ。
吉川英治 剣難女難 青空文庫
えんぶだごんの価値でも説く事か、天女に対して、三銭也を口にする。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
作例 · 標準
長年続いた凄惨な戦争も、ようやく偃武の時を迎え、街には安堵の表情が広がった。
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武具を納め、戦を止めるという「偃武修文」の精神が、新しい時代の幕開けを告げた。
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「これでやっと、家族の元へ帰れるんだな」と、兵士は偃武の報を聞いて涙を流した。
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古い記録には、王が偃武を宣言し、平和な統治を誓った様子が記されている。
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