ようやっと
ようやっと
副詞頻度ランク #41486 · 青空 53 例
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finally
文例 · 用例
「ひとつうちのお父つぁんの天婦羅の店の前で、景気ようやっとくれやす」 蝶子は東西屋に言ったのであろう、東西屋は今朝蝶子たちの店の前でやったのと同じくらい念入りに賑やかに口上を述べた。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
」「だってね、ようやっと談判が調った処で、お婆さん、腰が立たないんでしょう。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
留守番電話に吹き込まれた二十分は続こうという陰気な催促に、ようやっと取り掛かった書きかけのコラム原稿の始末は!
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
こいつがてがらになりゃ、あっしもこれでようやっとごひいきの女の子たちに一人まえの顔が合わされるというもんだ。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
そのあとで伊豆様とお打ち合わせをする、それからお城下をとびまわって、江戸を出がけのときにお奉行様からいただいた百両で役者をふたり見つけ出し、うまうまとおんふたかたに化けさせて、ようやっと豊家の残党をあのとおり根だやしにしおわせたというわけさ。
— 血染めの手形 『右門捕物帖』 青空文庫
「私もう帰りますよ六時半までの約束が一つある、 ようやっと今から間に合うほどだから。
— 宮本百合子 『千世子(三)』 青空文庫
お召のあらい縞の着物に縮緬のうすい羽織をようやっと止まって居る様に着て背が高い帯の形をコンモリと浮き出させていつもよりは倍も倍も美くしくすなおらしくすべての様子をととのわせて居た。
— 宮本百合子 『千世子(三)』 青空文庫
かなり長い間しゃくり上げて居たさきは、ようやっと前髪をかきあげながら、「もうやめましてございます。
— 宮本百合子 『蛋白石』 青空文庫
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