冒険家
ぼうけんか
名詞
標準
adventurer
文例 · 用例
されば実の詩人は、常に空想的なる旅行家、冒険家、革命家、宗教家、哲学者等に見る範疇で、言語の純粋な意味に於ては、彼等こそ真の詩人と言うべきである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
されば真に純粋の意味で「詩人」と言うべきものは、一方に於て芸術家と切円している詩人でなくして、芸術とは全く円の分離している、他の主観的生活者――宗教家や、革命家や、冒険家や、旅行家や――の一群である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
心の内だけの冒険家。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
これが当年の無頼漢、当年の空想家、当年の冒険家で、一度はこの平和な村の人々に持余されて、菰に包んで千曲川に投込まれようとまで相談された人かと思ふと、自分は悠遠なる人生の不可思議を胸に覚えずには居られぬので。
— 田山花袋 『重右衛門の最後』 青空文庫
東京のまん中の大劇場に乗り出して、一挙にその運命を決しようと企てた川上音二郎は、たしかに大胆なる冒険家であった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
算盤の珠のパチ/\/\といふ音、これが乃ち取りも直さず、中世紀末の大冒険家、地獄煉獄天国の三界を跨にかけたダンテ・アリギエリでさへ、聞いては流石に胆を冷やした『パペ、サタン、パペ、サタン、アレツペ』といふ奈落の底の声ではないか。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
而してこの精神は遂に発して南洋との貿易となり、山原船は遥にスマトラの東岸まで航行して葡萄牙の冒険家ピントを驚かしたのである。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
いろんな冒険家がアメリカとの間を横断飛行やろうとしているがまだ成功した者は一人もない。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
作例 · 標準
彼は北極点到達を成し遂げた、偉大な冒険家として名を残した。
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子供の頃からの夢は、世界中を旅する冒険家になることだった。
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この小説の主人公は、危険を恐れない勇敢な冒険家だ。
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