幻辞.com

政治論

せいじろん
名詞
1
標準
political discourse
文例 · 用例
六 新橋の二等待合室のシートに腰を落して、義雄が讀み殘してあつた中央公論の政治論を讀んでゐると、ひよツくりお鳥がやつて來て默つてその隣りに腰をかけた。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
この時慶喜将軍は土佐派の公武合体、公議政治論を採つて、大政奉還と先手に出たのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
真に少数なる読書階級の一角が政治論に触るゝ外は一般社会は総ての思想と全く没交渉であって、学術文芸の如きは遊戯としての外は所謂聡明なる識者にすら顧みられなかった。
内田魯庵 二十五年間の文人の社会的地位の進歩 青空文庫
沼南の味も率気もない実なし汁のような政治論には余り感服しなかった上に、其処此処で見掛けた夫人の顰蹙すべき娼婦的|媚態が妨げをして、沼南に対してもまた余りイイ感じを持たないで、敬意を払う気になれなかった。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
プロレタリア文學は藝術の立場ではなくて政治の立場から、文學論からではなくて政治論から出發してのみ合理化されるのである。
平林初之輔 政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味 青空文庫
若しそうであるならば、私は、現在のマルクス主義藝術理論は、一つの政策論であり、政治論であつて、藝術論と名づくべきものではないと信ずる。
平林初之輔 政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味 青空文庫
プロレタリア文学は芸術の立場ではなくて政治の立場から、文学論からではなくて政治論から出発してのみ合理化されるのである。
マルクス主義文学理論の再吟味 政治的価値と芸術的価値 青空文庫
若しさうであるならば、私は、現在のマルクス主義芸術理論は、一つの政策論であり、政治論であつて、芸術論と名づくべきものではないと信ずる。
マルクス主義文学理論の再吟味 政治的価値と芸術的価値 青空文庫