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出たとこ勝負

でたとこしょうぶ
表現名詞
1
標準
leaving a matter to chance
文例 · 用例
いわゆる「カフスに書いた覚え書き」によって撮影を進行させ、出たとこ勝負のショットをたくさんに集積した上で、その中から截断したカッティングをモンタージュにかけて立派なものを作ることも可能であろうが、経済的の考慮から、そういう気楽な方法はいつでもどこでも許されるはずのものではない。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
……とに角何でも出ろやい、ばけものの出たとこ勝負だ。
泉鏡花 露萩 青空文庫
――今朝も、その慈愛の露を吸った勢で、謹三がここへ来たのは、金石の港に何某とて、器具商があって、それにも工賃の貸がある……懸を乞いに出たのであった―― 若いものの癖として、出たとこ勝負の元気に任せて、影も見ないで、日盛を、松並木の焦げるがごとき中途に来た。
泉鏡花 瓜の涙 青空文庫
白柄組を相手の喧嘩はもとより出たとこ勝負で、あながちに今日に限ったことでもない。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
喧嘩は元より出たとこ勝負
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
怨みの為に殺される人、金をもっていて殺される人などは、仮令自分達に責任はないにしろ一応犠牲者の方にも殺される理由があるのだが、殺人狂の被害者に至っては、まったく出たとこ勝負、偶然中の偶然、殺人狂に出会したのが一生の不運というより外云いようがない。
浜尾四郎 殺人狂の話 青空文庫
勉強を予めせない、出たとこ勝負だと思はれて来た彼の後半生にも、尠くともこれだけの苦心はして来てゐるのである。
折口信夫 市村羽左衛門論 青空文庫
高級な芸術はさておいて――しかし踊りそのものもある点高級ではあるが――全体として民俗芸術と言ふものは、出たとこ勝負のものが積み重なつて大成してゐる。
折口信夫 歌舞伎とをどり 青空文庫
作例 · 標準
計画を立てず、いつも出たとこ勝負で行動しています。
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今回の旅行は、出たとこ勝負で目的地を決めました。
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出たとこ勝負も面白いですが、時には計画も必要です。
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