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菜豆

さいとう異読 サイトウ
名詞
1
標準
haricot
文例 · 用例
従来これに菜豆の漢名が用いられているが、それは誤りで、この菜豆は何か別の豆の名であると断言する理由を私は掴んでいる。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
これは昔からある漢名で、東洋へこの贋のインゲンマメすなわち Phaseolus vulgaris L. が来たずっと以前からの名であるから、その菜豆はけっしてこの豆の漢名にはなり得ないようだ。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
そして我国の学者がこれを贋のインゲンマメの名としたのは、満州での書物『盛京通志』によったもので、すなわちその文は「菜豆、如扁豆而狭長可為蔬」である。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
また同書菜豆の次ぎの刀豆に次いで雲豆と書いてあるものがあって「種来自雲南而味更勝俗呼六月鮮」とあるが、あるいは贋のインゲンマメすなわち今のインゲンマメではなかろうかと思われないでもない。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
老妻は渡道後は大に健康なりとて自ら畑に出で鍬を取り、蔬菜豆類を作り喰用の助けとして、一日に一銭たりとも多く貯えて又一が手許に送り、牧塲の資本を増加せん事をとて熱心に働き、自らも大快楽なりとて喜び居れり。
関寛 関牧塲創業記事 青空文庫
やさしく歌口をお吹きなさいとうめいなる空にふるへてあなたの蜃氣樓をよびよせなさい思慕のはるかな海の方からひとつの幻像がしだいにちかづいてくるやうだ。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
やさしく歌口をお吹きなさいとうめいなる空にふるへてあなたの蜃氣樓をよびよせなさい。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
作例 · 標準
スープには、柔らかく煮込まれた菜豆がたくさん入っていた。
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栄養豊富な菜豆は、サラダや煮込み料理によく使われる食材だ。
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庭の畑で育てた菜豆が豊作で、近所におすそ分けした。
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