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旧式

きゅうしき
形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #17618 · 青空 472
1
標準
old type
文例 · 用例
彼の笑といふ笑は哄笑であり、その度に鳩尾の上辺りに垂れてゐる白の、幅広く厚くもある旧式の羽織紐が、トロントロンと揺れた。
中原中也 校長 青空文庫
矢張、不如帰の女主人公を思はせるやうな、少しく旧式な温順さをもつた、どこか病身らしい細顔の女たち――である。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
思うに、人事において流行や廃りのある如く、自然においても旧式のものと新式のものが自らある、空中飛行機に駭く心は、やがて彗星を異しむ心と同一であると云えよう。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
写真それ自体がかなり旧式のものを更に年ふるしたせいもあるだろうが、それにしても少年の大ようで豊かでそして何か異様なものが写真面に表われているのに心がうたれた。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
ワシントンからマウント・ウェザーの気象台へ見学に出かけた田舎廻りのがたがた汽車はアメリカとは思われない旧式の煤けた小さな客車であったが、その客車が二つの仕切りに区分されていて、広い方の入口には「ホワイト」、狭い方には「カラード」という表札が打ってある。
寺田寅彦 チューインガム 青空文庫
それに引きかえて、自分への興味のために、父の旧式水泳場をこの材木堀に無償で置いてくれ、生徒を世話してくれたり、見張りの船を漕いでくれたりして遠巻きに自分に絡まっている材木屋の五十男貝原を見直して来た。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
旧式な彼には、いろいろな迷いや、苦悩や、逡巡があった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
昔の丸善の旧式なお店ふうの建物が改築されて今の堂々たる赤煉瓦に変わったのはいつごろであったか思い出せない。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
作例 · 標準
この工場では、まだ旧式の機械が使われている。
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祖父は、旧式の電話機を大切に保管している。
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「わあ、これ旧式だけど、なんだか味があるね!」と、彼は古いカメラを手に取った。
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最新の機能に慣れていると、旧式の携帯電話は使いづらい。
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旧式(きゅうしき) — 幻辞.com