画楼
がろう
名詞
標準
high decorated building
文例 · 用例
今日復逢都府北 今日復た逢ふ都府の北、画楼秋影似東山 画楼の秋影東山に似たり。
— 河上肇 『御萩と七種粥』 青空文庫
画楼というのは元来彩色を施した楼閣の意味だろうが、ここでは青楓氏の画室を指したつもりであり、東山というのは京のひがしやまを指したのである。
— 河上肇 『御萩と七種粥』 青空文庫
しかし後に書くように、画楼の秋影は私のため残念ながらその昔の東山に似ることを得なかった。
— 河上肇 『御萩と七種粥』 青空文庫
かの酒燈一穂、画楼簾裡に黯淡たるの処、本多子爵と予とが杯を含んで、満村を痛罵せし当時を思へば、予は今に至つて自ら肉動くの感なきを得ず。
— 芥川龍之介 『開化の殺人』 青空文庫
閉門脩史出門遊、時追吟朋上画楼、落日蒼茫千古事、毛陶戦処是前洲。
— 山路愛山 『頼襄を論ず』 青空文庫
」〔餞歳依然トシテ水浜ヲ問フ/喜ビ看ル結構画楼ノ新タナルヲ/樽前相会ス十タビノ除夕/城裏誰カ如カン両散人ニ〕松源楼は大正の初まで残っていたので今なお都人に記憶せられている酒楼である。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
急いで階段を駈け上がろうとすると、そこには子供を連れた婦人が立ちふさがっていて上がれない。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
「いつまで見ていても同じだから、もう上がろうよ」 といって先に立つと、提灯を動かした拍子に軒下にある物を認めた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
作例 · 標準
都を見下ろす高台に建つ画楼からは、四季折々の豊かな自然が絵画のように眼下に広がる。
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その古びた画楼の欄干には、かつて施されたであろう鮮やかな装飾が今もわずかに残っていた。
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月の光に照らされた画楼は、まるでおとぎ話の世界から抜け出してきたかのような幻想的な雰囲気を纏っている。
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標準
picture-perfect mansion
作例 · 標準
富豪たちが贅を尽くした画楼に集い、夜な夜な華やかな社交界の宴が催されていたという。
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かつての栄華を物語る画楼も、今では主を失い、庭の草木に覆われて静かに朽ち果てようとしている。
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「あそこに見える豪華な画楼は、この土地を治めていた豪商が全財産を投じて建てたものらしいよ。」
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