実弟
じってい
名詞
標準
biological younger brother
文例 · 用例
菊五郎の実弟にて和事を得意としていたるが、晩年は団十郎張りとなりて評判よく、その死は楽屋の内外に惜しまる。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
俊雄君は、鈴岡さんの実弟だ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
実弟のハリー・ピナーが発起人で、分担額に従い社長として取締役会に参加しており、自分がこちらへ渡っているのを知ってましたから、いい人間を手頃に見つけてくれと。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
当代よりは廿六世以前、山城国延暦寺乗運公の実弟、増誉上人といふ人がこの沼津の地に来り、以前鬱蒼として茂つてゐたと伝へらるゝ松原が相模の北条と甲斐の武田との戦ひの戦略から一本残らず伐り払はれ、見る影もない荊棘の曠原となつてゐたのを嘆き自ら植樹に着手した。
— 若山牧水 『沼津千本松原』 青空文庫
遺子を中心として野枝さんの伯父さん老夫妻と大杉の実弟と、大杉の異体同心たる数四の同志に守られていた。
— 内田魯庵 『最後の大杉』 青空文庫
火事の際に焼け死んだ看護婦長の黒焦になった屍体を何時迄も記憶から除く事の出来ない私に取って、婦長の実弟である若い薬剤師と時々顔を合せるのは随分とつらい刑罰であった。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
こちらが、私の実弟で洋吉と申します。
— 大阪圭吉 『死の快走船』 青空文庫
どうぞ宜しく」 キャプテン深谷氏の友人黒塚と云うのは、見たところまだ四十を五つと越していない、かっぷくのいい隆としたアメリカ型の紳士で、夫人の実弟洋吉と云う方は、黒塚氏に較べて体も小さく年も若く色の白い快活そうな青年だ。
— 大阪圭吉 『死の快走船』 青空文庫
作例 · 標準
私には実弟が一人おり、彼とはとても仲が良い。
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彼は、実弟の大学の学費を援助している。
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実弟が家業を継ぐことになり、家族みんなで喜んでいる。
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