北境
ほっきょう
名詞
標準
northern boundary
文例 · 用例
大祭に参加後、すぐ六人ともカナダの北境を探険するという話でした。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
途に魯の北境|庚宗の地で一美婦を見た。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
朝倉対徳川戦 姉川は、琵琶湖の東北、近江の北境に在る金糞岳に発した梓川が伊吹山の西に至って西に折れて流るる辺りを姉川と称する。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
然るに遠田郡の北境|小里村と、登米郡|赤生津村とに地境の争があつた。
— 森鴎外 『椙原品』 青空文庫
其の節、平城天皇の御子、高岳親王即ち眞如法親王が佛蹟禮拜の爲渡天の際、羅越といふ處で御隱れとなつたが、其の羅越は老※である、何でも高岳親王の御墓所は暹羅の北境にあるに相違ないといふ説を唱へ出した人である。
— 桑原隲藏 『那珂先生を憶ふ』 青空文庫
市は吉林省の北境に位置し、西から北に控へた松花江の対岸は黒竜江省に属してゐる。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
下九台駅の附近には、清朝の初めに吉林の北境から奉天開原へかけて六百九十余支里の間に辺塞を構へ、其れに柳を植ゑた、謂ゆる「柳条辺」の柳の一部が今日も残つて名勝となつてゐる。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
其千日前「井筒のうどん屋」の向ひ角から一町南、新金毘羅社の北境にぴつたりくつゝいて、停車場前へ抜ける細道が、まことに細々と、前述の大通に並行して、曲り/\ついてゐた。
— 折口信夫 『戞々たり 車上の優人』 青空文庫
作例 · 標準
古い地図によれば、この険しい山脈が当時の帝国の北境だったようだ。
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北境を守る兵士たちは、冬の厳しい寒さと孤独に耐えながら国境を見張っていた。
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北境のさらに向こう側には、まだ誰も足を踏み入れたことのない荒野が広がっている。
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