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庭石

にわいし
名詞
1
標準
garden stone
文例 · 用例
そして今の生活では、十圓の庭石を百圓の價値に利用して居る。
萩原朔太郎 所得人 室生犀星 青空文庫
庭石の根締めになっていたやしおの躑躅が石を運び去られたあとの穴の側に半面、黝く枯れて火のあおりのあとを残しながら、半面に白い花をつけている。
岡本かの子 青空文庫
」 奪ひ取るが早いか、彼女はそれを庭石の上へ激しく投げた。
梶井基次郎 川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン 青空文庫
まんなかに丸太のひくいあづまやがあり、庭石のやうなものまで、あちこちに据ゑられてゐた。
太宰治 道化の華 青空文庫
平たい庭石の上に用意して在った炭俵の上にガサガサと土下座をすると、頬冠を取った目明の良助は、その側から少し離れて、型の如く爪先立ちに跼まった。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
蔵元屋の秘密が洩れてはならぬと存じて斬り棄ててくれようと存じたに……」 良助はその足下の庭石に両手を突いてヒレ伏した。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
」 この辺は便所は大抵外にあり、板をわたって行くようになっていたが、氷でつるつるする庭石をわたり、井戸から汲んで来た水を、ひびの切れた手を痺らせながら雑巾を搾り、婆やの気に入るように掃除するのは、千葉で楽をしていた銀子にとってかなり辛い日課であった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
○ 軒先から、広い奥屋のあちこちの小径に幾条となく敷き分けられた庭石のあひだあひだに、白、赤、黄、淡紅、の松葉ぼたんの花が可憐な、しかし犯しがたい強い気稟をこめて、赫灼たる夏の真昼の太陽の光にあらがひ乍ら咲いて居ました。
断片三種 処女時代の追憶 青空文庫
作例 · 標準
日本庭園には、趣のある庭石が巧みに配置されている。
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庭師が丁寧に庭石を苔で覆い、歴史を感じさせる景観を作り出した。
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その大きな庭石を運ぶのは、かなりの重労働だった。
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