天上天下唯我独尊
てんじょうてんげゆいがどくそん異読 てんじょうてんがゆいがどくそん
表現
標準
throughout heaven and earth, I alone am the honored one
文例 · 用例
かの偉大なる釈迦は、「天上天下唯我独尊」を主張し終せたばかりで、あれ程の者になつたのではないか。
— 牧野信一 『親孝行』 青空文庫
おぎんは釈迦が生まれた時、天と地とを指しながら、「天上天下唯我独尊」と獅子吼した事などは信じていない。
— 芥川龍之介 『おぎん』 青空文庫
天上天下唯我独尊に落ちつくこと、そこが人間知識の相場市場だ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
そういえば、釈迦が天上天下唯我独尊と唇から発した日は、十二月八日だった。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
濡手拭を頭にのせたまゝ、四体は水の滴るゝまゝに下駄をはいて、今母の胎内を出た様に真裸で、天上天下唯我独尊と云う様な大踏歩して庭を歩いて帰る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
喜麻拉亜の景色如何と人問はゞ天上天下唯我独尊岳勢巍巍圧四陬、摩天積雪幾千秋、人間一接斯光景、豪気将呑五大洲。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
殊に天上天下唯我独尊の釈迦牟尼|如来が至尊の王位と金殿玉楼すなわち天下の富貴を捨てて破衣乞食の出家となって我ら一切|衆生のために身命を抛って御修行せられたことを思いますと、我らの苦労は何でもないことと容易に決心がつきます。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
灌仏の日に生れけり唯の人 巴常 天上天下唯我独尊といって生れた釈迦と同じ日に、ただの平凡な人間が生れる。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫
作例 · 標準
生まれたばかりの釈迦が「天上天下唯我独尊」と唱えたという逸話は有名だ。
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「天上天下唯我独尊」の精神で、彼はどんな困難にも立ち向かった。
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その言葉は傲慢に聞こえるかもしれないが、深い哲学が込められている。「天上天下唯我独尊」とは、すべての存在がかけがえのない尊い命を持つことを示しているのだ。
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