宗教史
しゅうきょうし
名詞
標準
religious history
文例 · 用例
机の上には英吉利人の古い詩集が二三冊、旧新約全書、それから、今は忘れて読めなくなつたと言ふ独逸文の宗教史――これらは皆、何かしら立見君の一生に忘れ難い紀念があるのだらう――などが載つてゐた。
— 石川啄木 『札幌』 青空文庫
机の上には英吉利人の古い詩集が二三册、舊新約全書、それから、今は忘れて讀めなくなったと言ふ獨逸文の宗教史――これらは皆、何かしら立見君の一生に忘れ難い記念があるのだらう――などが載つてゐた。
— 石川啄木 『札幌』 青空文庫
如何なる領域にこの關心が高い度合に於て向けられるかといふことは、現代の構成に依存してゐる、前景に現はれるのは、或る時は此の、或る時は彼の方面、即ち、或は政治史、或は宗教史、或は經濟史、或は文學、或は美術、等々である*。
— 三木清 『歴史哲學』 青空文庫
それは十三世紀の宗教史の中から遅まきながらも聖トマスという人物の思想と働きとを見つけたことだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
このようなことは宗教史に明るい者にとっては、別に異とすることではないにちがいなかったが、調べ物の範囲に設計図を引くためには、矢代の重要な一条の幹線となるべきことだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
宗教史上最も色どり豐かなる最も生氣に富む殆どクラシック的と稱すべき時代を形作つた、ヘレニスティク時代に廣く行はれた一思想は、「神を見ることによつて神と成る」といふのであつた(一)。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
此家の今の主人は、宗教史の権威エリイ・ルクリユの長子ポオル・ルクリユ氏で、私が白国ブルツセル市滞在中止宿したのも此人の家庭であつた。
— 石川三四郎 『馬鈴薯からトマト迄』 青空文庫
昭和宗教史に特筆すべき一大情事だね」 と川野水太郎はイヤなことを云って大巻先生をひやかした。
— 坂口安吾 『神サマを生んだ人々』 青空文庫
作例 · 標準
この大学の図書館には、世界の宗教史に関する貴重な資料が多数収蔵されている。
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彼の研究テーマは、日本の古代宗教史における神仏習合の過程だ。
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宗教史を学ぶことで、人類の精神的な営みの奥深さを知ることができる。
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