臓
ぞう
名詞頻度ランク #39723 · 青空 255 例
標準
viscera
文例 · 用例
言はば室生は文明人の繊細な皮膚と野蛮人の強健な心臓とをもつて生れた、近代世紀の幸福なる予言者である。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
彼は心臓に病があった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
腎臓結核という、わるい病気でございまして、気のついたときには、両方の腎臓が、もう虫食われてしまっていたのだそうで、医者も、百日以内、とはっきり父に言いました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
それを心臓の方へ導かうとする、つまりより流動的にしようとして、十九世紀末葉は「暗示」といふ言葉を新しく発見したのだつたが、それはやがて皮膚感覚ばかりの、現に見る文明と堕してしまつた。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
そしてこの不妊期が心臓(ヒュマニティの実質)を目覚ますものらしい―― 彼が考へることは彼の良心を自覚的にするだけで、だから彼はその自覚的になつた良心でする経験、即ち修得物を詩にすればよいのだが、彼は余りに美事に考へたので、考へたことをその儘詩の中に持ちだしたいといふ欲望があるやうだ。
— 中原中也 『高橋新吉論』 青空文庫
粗末な額縁をはめてもらってその上を大事に新聞で包んで店を出た時は、心臓が高い音を立てて踊っていた。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
ワールブルヒは腎臓でもわるいかと思われるように顔色が悪く肥大していて一向に元気がなかったが、ゴールトシュタインは高年にかかわらず顔色も若々しく明るい上品な感じのする人であった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
だが、この点になると、Nのペンは、心臓の速さに追つつけないのであつた。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
作例 · 標準
健康診断で、臓の精密検査を受けた。
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人間の体内には様々な臓があり、それぞれ重要な役割を担っている。
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古くから臓器の健康は、生命の源と考えられてきた。
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