奇木
きぼく
名詞
標準
unusual tree
文例 · 用例
そは金銭あり余れる米国などで初めて行なわれるべきことにて、実は前述ごとく欧米人いずれも、わが邦が手軽く神社によって何の費用なしに従来珍草奇木異様の諸生物を保存し来たれるを羨むものなり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
それに奇木大石、泉や流れのおもしろさ。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
そんならそのときぼくはお客様になっていってもいいだろう。
— 宮沢賢治 『いちょうの実』 青空文庫
そのときぼくらはひどい仕事をしたほかに、どうしてそれに追い付くか。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
そのときぼくはネリちゃん。
— 宮沢賢治 『黄いろのトマト』 青空文庫
「故郷なんてものは、泣きぼくろみたいなものさ。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
」この友人の右の眼の下には、あずき粒くらいの大きな泣きぼくろが在るのだ。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
笑いが止まるとあなたは直ぐ、真紅な顔になって、部屋に帰ってしまいましたが、そのときぼくがあなたを撲りつけたい腹立たしさで、一隅から笑いもせずに睨みつけていたのを御存知ですか。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
作例 · 標準
その森林には、自然が作り出した奇妙な形をした奇木が数多く存在している。
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庭園の隅には、幹が複雑にねじれた樹齢数百年の奇木がひっそりと立っていた。
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美術館の展示室には、奇木を用いて作られたユニークな彫刻が並べられていた。
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旅の途中で偶然見つけた奇木は、まるで生きている芸術品のようだった。
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