治産
ちさん
名詞
標準
management of one's livelihood
文例 · 用例
倉持もせっかく株券を持ち出して来ても、それが売れない山と同じに先を越されて罐詰になっており、下手をすれば親類合議で準禁治産という手もあり、妄動して叔父たちの係蹄にかからないとも限らないのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
ところが父の暴走に呆れ、財産の無駄遣いにおびえる子供らは、おっさんを準禁治産者とすることに成功する。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
その子供が、金を濫費するからといって、準禁治産者にしたり、ひどいのになると『勘当』したりするんだ。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
要スルニ凡テノ原因ハ朝鮮ガ日本支那露西亞ノ三大國ニ介在シテ自立スル能ハザリシ地理的約束ト、其ノ道義的廢頽ヨリ一切ノ政治産業學術思想ノ腐敗萎微ヲ來シテ内外相應ジテ亡ビタルモノナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
そして女の跡を追うて、此処へ来た頃には、上さんまで実家へ返して、父親からは準禁治産の形ですっかり見限をつけられていた。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
妻が日本では法律上無能力であり未成年者や禁治産者(精神異状その他の理由による)と同様独立の人格と認められなかったことは、実に枚挙にいとまない女の悲劇、自殺を生んで来ている。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
そのために何でも父の話じゃ、禁治産か何かになりそうなんですって。
— 芥川龍之介 『文放古』 青空文庫
』『お父様は益則に譲るのですつて』『非道いのねお父様も』『ね、鶴子様、東京に居つては学資は充分送つて呉れず、帰つて来ては、継子扱ひにせられるつて、ね』『真にね、同情致しますよ』『僕は何にも準禁治産者にせられたのはつらくもありませんがね。
— 死線を越えて 『死線を越えて』 青空文庫
作例 · 標準
自らの治産に努め、家族を養うことは父親の責任である。
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治産がしっかりしている家庭は、経済的に安定していることが多い。
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彼は若くして治産を始め、財を成した。
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