国文学
こくぶんがく
名詞頻度ランク #43482 · 青空 99 例
標準
Japanese literature
文例 · 用例
それは恰度、音楽に鈍感な女の人が、オーケストラを聴いてゐて、フリュートなぞが単独に吹奏される部分でだけ、音そのものの物理的な快味にだけ感じ入るのに似てゐて、私は明治以降の殆んど全ての文学者が、外国文学の作品を読む時も、そんなやうなものであつたと云つても、強ち過言とは思はないのである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
日本文学にしろ外国文学にしろ、その作品の「流れ」の諦視、「持続ぶり」「終始ぶり」の諦視、さてはフォルムに就いての理念、その涵養が今日我々の緊急事である。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
しかし龍麿の『奥山路』については大体の性質が解ったものですから、言語学会とか、国学院大学の国語学会で紹介したこともありますが、『帝国文学』に始めて「国語仮名遣研究史上の一発見」という題で大正六年の十一月号に書いたのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
しかしこれは大正六年のことで、当時国語国文学の研究ということは非常に衰えておった時分でありまして、別に注目する人もなかったと思います。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
自分の国文学の素養はようやく中学卒業程度である。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
しかしその時代に教わった『論語』や『孟子』や、マコーレーの伝記物や、勝手に読んだ色々な外国文学などを想い出して点検してみても、なるほどそれらから受けた影響もかなり多く発見されはするが、どうもこれ程ぴったりはまるものは少ないような気がする。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
外国文学では流行していたアーヴィングの「スケッチ・ブック」やユーゴーの「レ・ミゼラブル」の英語の抄訳本などをおぼつかない語学の力で拾い読みをしていた。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
かの地ではおいおい趣味の上の友だちができて、その人たちと寄り合って外国文学の輪講会をやったりしていたようである。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
彼は日本の精神性を解明するため、生涯を捧げて国文学の研究に打ち込んだ。
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海外の大学でも、日本の古典芸能と密接に関わる国文学への関心が高まっている。
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日本の名作を読むことは、国文学の奥深い魅力を再発見する素晴らしい体験だ。
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