変説
へんせつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
change of opinion
文例 · 用例
金の為めに変説と云えば、金さえ見れば何でもすると斯う成らなければならぬ。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
それに気が附いたので、僕は往昔マグデブルグ僧正館の不思議と唱われた、『ゲルベルトの月琴』――の故事を憶い出したよ」「ゲルベルトの月琴※」検事は法水の唐突な変説に狼狽してしまった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
「すると、結局君は、この暗合を、|この人を見よ――と解釈するのかね」「いやどうして、|それは自然のままにして、しかも流動体なり――さ」と法水はあっけなく云い放って、その突然の変説が検事を驚かせてしまった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
しかし、この場の事実は、如上の進化論の途中に、突変説が起りました。
— めいろの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
いかなる地位も、冗官も、位階も、正当に得られた権利も不当に得られた権利も、利益ある変説も、有利な背反も、都合よい自己弁解も、すべてを安んじて食い得ると思う喜びを得るものです。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
ところが一五八九年にアンリ三世が殺されて、プロテスタント出のアンリ・ド・ナヴァールが王位継承者として認められると、俄然変説してこの新しい王(アンリ四世)を殺そうとした。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
金持になつてたいへんせつかちになつてしまつてゐる父は、伊津子に東京の生活なんか捨てて早く九州へ來てくれと云ふのであつた。
— 林芙美子 『玄關の手帖』 青空文庫
作例 · 標準
彼は昨日の会議での発言をあっさりと変説し、周囲を困惑させた。
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新しい証拠が提示されたことで、教授は長年主張してきた自説を変説せざるを得なかった。
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「うーん、そう言われると反論できないな。僕も変説して君の意見に同意するよ。」
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