評点
ひょうてん
名詞
標準
(examination) comments and marks
文例 · 用例
もう一包の中に臍の緒をくるんだ紙包にわたくしの生れた年月日が書いてあり、その上を更に包んである一枚の紙には幼ない筆つきで朝顔の絵が描いてあり、その肩には甲上と評点がついています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
評点は甲だったが、どうしても肌が合わなかった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
是より以下には菅茶山の評点が多い。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「覚してやつたらむごいはい」の幕切れのいやな伝襲風の形といやな活歴と新史劇(高島屋一派には、妙なえろきゆうしよんがあると聞きました)とをつきまぜたせりふまはしとは、此人の実朝役の評点を、一挙に落第点にするがものは、ありました。
— 折口信夫 『芝居に出た名残星月夜』 青空文庫
台湾の小学校でこそ、十点とか九点とか評点がついて、壁に張り出されたりもするけれど、少年は自分がもともと絵の下手なことは、百も承知だつたのである。
— 神西清 『少年』 青空文庫
ただ、彼は内心いくらか不満に思ったのは、第一、第二学期とも甲であった操行評点が乙にさがっていたことであった。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
操行評点は学級主任が原案を作ってそれを職員会議にかけて決定する、ということをかねて聞いていた彼は、罪は小田先生にあるような気がしていたのである。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
五点の評点をもらったのは「あざらし」先生だったが、その備考欄には「性粗野にして稚気あり、陰険とは認めがたし、合否の判定は後日会議の結果にまつ」とあった。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
作例 · 標準
入試の評点は、当日の筆記試験と調査書の内容を総合して算出される。
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どの審査員からも高い評点を得て、彼女の作品は金賞に選ばれた。
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コンクールの評点が僅差だったため、最終選考は難航した。
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