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公使館

こうしかん
名詞
1
標準
legation
文例 · 用例
」 私達は腕をくむと、附近の青天白日旗の飜っている、支那公使館のまえのインタナショナル・バーの酒卓へ座ると、盃をかちあわした。
吉行エイスケ スポールティフな娼婦 青空文庫
深い樹立のなかには教会の尖塔が聳えていたり、外国の公使館の旗がヴィラ風な屋根の上にひるがえっていたりするのが見えた。
梶井基次郎 ある崖上の感情 青空文庫
ばかめ、こんな爺さんを掴めえて、剣突もすさまじいや、なんだと思っていやがんでえ、こう指一本でも指してみろ、今じゃおいらが後見だ」 憤慨と、軽侮と、怨恨とを満たしたる、視線の赴くところ、麹町一番町英国公使館の土塀のあたりを、柳の木立ちに隠見して、角燈あり、南をさして行く。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
二 公使館のあたりを行くその怪獣は八田義延という巡査なり。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
その蔓草は麹町区内のC国公使館の壁を包んでいるのと同じ外国種の見事なものであったが、生長が馬鹿に早いらしく、二夏ばかり過すうちに絶頂の避雷針の処まで捲き上げてしまって、房々と垂れ下る位になった。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
父は前に仏蘭西の公使館づきであったから、勇美子は母とともに巴里に住んで、九ツの時から八年有余、教育も先方で受けた、その知識と経験とをもて、何等かこの貴公子に見所があったのであろう、滝太郎といえばかねてより。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
本國を出でゝから二|年間、旅から旅へと遍歴して歩く身は、折々日本の公使館や領事館で、本國の珍らしき事件を耳にする外は、日本の新聞などを見る事は極めて稀であるから、私は實に懷かしく感じた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
自分は麹町区永田町の清国公使館に行き、地方の医学校へ入学の志望を述べ、やがて、この仙台医専に編入されることにきまった。
太宰治 惜別 青空文庫
作例 · 標準
かつて公使館だった建物は、現在では歴史的建造物として保存されている。
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彼は若い頃、海外の公使館で外交官として働いていたそうだ。
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その国には大使館がなかったので、公使館が外交の拠点となっていた。
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