妊娠中
にんしんちゅう
名詞-の形容詞
標準
while pregnant
文例 · 用例
」まだその時は妊娠中だった妻は、けだるそうにして、子供たちをうるさがった。
— 黒島傳治 『砂糖泥棒』 青空文庫
ひとり旅の女が盗賊に殺されるといふやうな出来事はこの時代に左のみ珍しくもなかつたが、それを発見した人々の注意をひいたのは、その女が妊娠中に殺害されて、その腹から赤児をうみ落したといふことであつた。
— 岡本綺堂 『小夜の中山夜啼石』 青空文庫
民家の妻が妊娠中に死亡したので、その亡骸を村内の古廟のうしろに葬った。
— 岡本綺堂 『餅を買う女』 青空文庫
近所で聞きあわせて、塚のぬしの夫へ知らせてやると、夫をはじめ一家の者が駈けつけて、試みに塚を掘返すと、女の顔色は生けるがごとくで、妊娠中の胎児が死後に生み出されたものと判った。
— 岡本綺堂 『餅を買う女』 青空文庫
妊娠中に知らない旅から旅へと歩いて少しの慰安も与へることが出来ずに、彼女の心がなやみに疲れ、かなしみにおぼれて、なんの用意もない所に、不意にそしてあまりに早くお産をしなければならなくなったのだ。
— 素木しづ 『かなしみの日より』 青空文庫
還って大理寺に幸し囚繋を録するに、一婦死刑に中れるが妊娠中ゆえ獄中に留め置くと、いくばくならず二子を生んだ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
婦人が妊娠中に、精神的にある人をひどく崇拝するとか、その人の思想や徳行の感化を受けると、その感化が胎児に影響して、生まれた子供は、その人に似てくる、というのである。
— 平林初之輔 『或る探訪記者の話』 青空文庫
「妊婦の教育は非常に大切で、立派な子供を生もうと思えば、妊娠中に、自分の崇拝している人物のことを常に念頭において、その人を亀鑑として精神修養を怠ってはならない。
— 平林初之輔 『或る探訪記者の話』 青空文庫
作例 · 標準
妊娠中は、お腹の赤ちゃんのために健康的な食生活を心がけた。
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彼女は妊娠中にもかかわらず、仕事と家事を両立させていた。
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「妊娠中だから、無理しないでゆっくり休んでね」と夫が優しく声をかけた。
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